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  • 20.03.20

デジタルツールで最先端のIoT体験【グローバルエージェンツ】

デジタルツールで最先端のIoT体験【グローバルエージェンツ】

グローバルエージェンツ(本社:東京都渋谷区)が、昨年11月1日に開業した「slash(スラッシュ)川崎」。様々なデジタルツールを活用して宿泊体験を提供する「デジタルホテル」をコンセプトとする。

建物は地上10階建て、延床面積2099.76㎡。客室数は95室で、セミダブルベッドを備えた13㎡のSmall Doubleから、120㎝幅のセミダブルベッド2台とバスタブ付き浴室などバリアフリーにも対応する26.4㎡のSuperior Twinまで4タイプを展開する。

全ての客室にプロジェクターや電動スクリーン、電動リクライニングベッドを備え、これらは客室常設のiPhoneでリモコン操作する。コンパクトながら居住性とエンターテイメント性を両立した空間で、プロジェクターには宿泊客自身のスマートフォンをミラーリングでき、宿泊客がインターネット動画コンテンツを契約していれば、80インチの大画面スクリーンに迫力の映像を映し出すこともできる。リクライニングベッドは最大80度まで無段階で角度調節が可能。iPhoneは内線電話としても利用でき、3月にはツーリストインフォメーション機能も搭載する予定だ。

1階にはロビーラウンジ・バー「slash cafe/bar」を設け、朝食サービスのほか時間帯によってメニューを変える。日中はコワーキング・スペースとしても利用でき、最上階にはルーフトップバーを設け、客室のみならず、ホテル内どこにいても仕事をすることができる。

ホテル名の「/」スラッシュには、割り算・並列・省略・URLの階層の区切りと、日ごろ多義的に使用される言葉であり、ホテルの多様性という意味が込められている。グローバルエージェンツ代表取締役の山﨑剛氏は「ホテルで提供するサービスをソフトウェア化することで、今後柔軟なアップデートが可能になり、時代に合わせてホテルも進化することができる。経営効率とサービスの両面で重要になるだろう」と語る。