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  • 宿泊施設向け商材・アイテム
  • 20.03.27

客室家電×AIスピーカーで「おもてなし」と業務効率化を両立【TradFitほか】

客室家電×AIスピーカーで「おもてなし」と業務効率化を両立【TradFitほか】

ソニーマーケティング(東京都品川区)、Live Smart(東京都港区)、TradFit(東京都千代田区)の3社は、宿泊施設の客室向け音声・クラウド、AI/IoTシステムを連携して提供する。ソニーの法人向け4Kテレビ「ブラビア」とクロスバリューのSTBレス宿泊施設インフォメーションシステム、Live Smartのスマートライフ・プラットフォーム、TradFitの宿泊施設向けAIスピーカー向けソフトウェア・チャットコンシェルジュシステムをシームレスに繋げたサービスを相互連携する。

TradFitのシステムを基幹として、ホテル客室内の様々な設備・家電が統合的に連携。宿泊客は、客室でAIスピーカーに話し掛けるだけでテレビを操作できたり、照明器具やエアコンなどのテレビ以外の客室家電も、テレビと同様、話しかけての操作が可能になる。

また、テレビを通じて提供する宿泊施設インフォメーションシステムやインターネット動画などの各種アプリも音声コントロールが可能。館内施設やサービス、宿泊約款の案内、施設利用に関する問合せへの回答、ルームサービス・アメニティ・清掃等のオーダー対応、周辺のお勧めスポット紹介など、インフォメーションシステムやTradFitのサービスに搭載されている機能も、AIスピーカーに話し掛けるとその結果をテレビやAIスピーカーの画面に表示する。

テレビ以外の客室家電は、Live Smartのスマートホームハブを介することで音声コントロールが可能になる。これを活かして、就寝時や起床時、リラックスしたい時など、宿泊客が求める過ごし方や滞在シーンに応じて複数の客室家電を連動して操作することもできる。

3社が持つ最新鋭のデジタル技術を組み合わせることで、宿泊客に新たな「おもてなし」の提供を目指す。宿泊客の滞在満足度向上、スタッフのさらなる業務効率化と負担軽減、アップセルやコストダウンなどの収益性改善を実現するシステムとして、宿泊施設の客室への導入を進めている。