プリンスホテル（東京都豊島区）は３月４日、沖縄県内初出店となる２ホテルの開業計画を発表した。２ホテルはいずれも2022年の開業を予定している。

宜野湾市の宜野湾港マリーナ前には、同年春に基盤ブランドである「プリンスホテル」ブランドを出店。パナソニックホームズ（大阪府豊中市）が事業主体となり、ケネディクス（東京都千代田区）が事業パートナーとして企画立案で協業、プリンスホテルが定期建物賃貸借契約を結んで運営する。

建物は地上14階建て、延床面積約2万8507㎡の規模で、客室340室のほか、レストラン、プール、スパ・大浴場などを併設。客室全室がオーシャンビューで、屋上と２階にインフィニティプールを設置する。

那覇市牧志の美栄橋駅近くには、宿泊特化型ホテルブランド「プリンススマートイン」を出店する。ジョイントハウス（沖縄県那覇市）が事業主体となりプリンスホテルが定期建物賃貸借契約に基づき運営する。宿泊予約からチェックイン／アウトまでスマートなサービスを提供する同ブランドのコンセプトを踏まえ、20代から30代のビジネス客や国内外のレジャー客の需要を想定する。