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  • 宿泊施設向け商材・アイテム
  • 20.04.14

対面式の業務用翻訳機「Mayumi Biz」【さくらネット】

さくらネット(東京都品川区)は、対面式の業務用翻訳機 「Mayumi Biz」(マユミビズ)を発売した。

ホテルのフロントやコンシェルジュ、店舗や各種施設のカウンターなど、対面で接客するシーンを想定して開発した。最先端のAI翻訳エンジンとデュアルマイクを搭載し、3月現在で53言語の翻訳結果を音声およびテキストで出力する。一部の言語は音声出力に未対応。

機械の両面にある7インチのタッチ式ディスプレイ2枚には、テキストの翻訳結果を双方同時に表示する。あらかじめ翻訳する言語2つを選択し、機械に話し掛けると、音声とテキストの両方で結果を出力する。テキストは2つの言語を同時に表示するので、翻訳結果が正しいかどうかをすぐに確認でき、誤訳によるコミュニケーションのトラブルを防ぐこともできる。

よく使われるフレーズを登録する「お気に入り」機能も搭載。ディスプレイにはスクリーンセーバーを利用して、店舗のイメージや商品案内を画像や動画で発信することもできる。

サイズは182・4×163・8×171mmで、重さ約954g。希望小売価格は6万9800円(税込)。営業部課長の鈴木敢之氏は「据置型の機械で、よりフォーマルな接客・コミュニケーションを行う場面で活用されることを想定している」と語る。