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  • 20.06.14

セルフチェックインシステム開発【アコモ】

セルフチェックインシステム開発【アコモ】

アコモ(東京都三鷹市)は5月6日、ホテルや病院などの施設向けにセルフチェックインシステムを無償リリースした。日本国内のみならず、海外のホテルやレストランなどからも問合せが来ているという。

このセルフチェックインシステムは、利用客自身のスマートフォンからQRコードを読み込んでもらうなどして、リンク先画面の「訪問情報フォーム」に名前などの利用者情報を入力してもらうもの。ホテルなどの宿泊施設の場合、自動チェックイン機への入力やレジストレーションカード(宿帳)への記入を、このシステムに置き換えることができる。利用客自身のスマホを使うため、機械の画面や筆記具などを複数の人が共用することがなくなり、感染拡大防止に繋がる取り組みにもなる。
現在、入力・記録できる利用客情報の内容は、名前・住所・メールアドレス・電話番号・国籍・チェックイン時間・訪問目的・前の立ち寄り場所と次の目的地・移動手段・海外渡航履歴。施設側専用のダッシュボード(管理画面)でQRコードの発行やリストの管理などができるほか、リストデータを出力することもできる。PMS側の対応が整えば、データのエクスポートも可能だ。代表取締役の林晃治氏は「宿泊施設によってチェックイン手続きのシステム対応はまちまちなので、どんな対応状況の施設でも活用していただけることを意識した」と語る。

システムは英語表示をベースにし、日本語表示にも対応する形を採用した。これらの問合せや反響を受けて、夏には宿泊業向けに機能を増強しつつ、格安で利用できるようなシステムを発表すべく、開発準備を進めている。