ＮＢＳホテルマネジメント（神戸市中央区）は、宿泊施設向け売上支援ツール「ＡＮＤ ＰＬＵＳ」（アンドプラス）の無料版を発表。先着１００施設限定で提供する。
無料版は、一部、確認できる情報に制限があるものの、機能は通常版とほぼ変わらない。先々の予約状況や料金の推移が分かりやすく表示されるほか、過去のオンハンド推移のデータを入力すれば、比較検討もしやすくなる。日ごとの予約件数や前日からの推移を簡単かつ迅速に確認できるほか、料金設定を変更するタイミングの見極めにも役立てることができる。
ＡＮＤ ＰＬＵＳは、昨年10月にサービスを始めたレベニューマネジメント支援ツール。支配人やマネージャーなどの売上管理者がリアルタイムに予約状況を把握し、次の戦略を迅速に導き出すためのクラウド型サポートシステムだ。システムはいつでも・誰でも確認することができるため、スタッフのレベニューマネジメント教育に活用したり、売上管理者がホテルに出社することなく業務や指示ができるテレワークツールとしても活用することができる。
取締役ＣＯＯの長野輝裕氏は「このような時期だからこそ、先々のオンハンド（宿泊予約）の動きを把握し、適切に宿泊需要の流れを読み取ることが重要になる。少しでも動きがあればすぐに次のアクションが起こせるよう、この仕組みを活用してほしい」と語る。