ハイアットセントリック金沢とハイアットハウス金沢（石川県金沢市）は５月15日、開業日を８月１日と定め、同日から宿泊予約の受付を始めた。
当初、６月の開業に向けて準備を進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で館内備品の調達に遅延が発生。４月に開業予定の延期を発表していた。

２ホテルはＪＲ金沢駅西口で開発中の複合施設「クロスゲート金沢」の中核施設として出店するもの。ハイアットとしては北陸初進出となる。
ハイアットセントリック金沢は、地上14階建て建物の１階から14階部分、延床面積１万７３１４・３３㎡の規模。客室数は２５３室で７室のスイートを含む。インテリアデザインには金沢の伝統工芸や歴史を反映しつつ、コンテンポラリーなテイストも取り入れ、機能性や使い勝手の良さにも配慮した。
ハイアットハウス金沢は地上15階建て建物の３階から７階部分、延床面積６２７４・８６㎡の規模。客室数は92室で20室のスイートを含む。自宅で過ごすような利便性を提供するブランドコンセプトを踏まえて、中長期滞在のビジネス・レジャー旅行者や、ワーケーション・アドレスホッピングなど新しいスタイルのトラベラーの宿泊需要を想定し、客室にはキッチンを完備する。