NEWS

ニュース

  • その他
  • 20.07.06

オリコン顧客満足度調査「リッチモンドホテルズ」が総合1位

oricon ME(東京都港区)は5月1日、ホテルについての顧客満足度調査の結果を発表。「ビジネス利用」と「観光利用」のいずれも、リッチモンドホテル(アールエヌティーホテルズ、東京都世田谷区)が総合1位となった。
リッチモンドホテルはビジネス利用の評価項目全10件中8件、観光利用の評価項目全11件中9件で1位を獲得した。中でも「スタッフの対応」については、ビジネス利用が80・42点、観光利用が83・06点と、いずれも全項目を通じて最高得点を得ており、高く評価されていることがうかがえる。
「朝食」ランキングは、ビジネス利用ではドーミーイン(共立メンテナンス、東京都千代田区)、観光利用ではANAクラウンプラザホテル(IHG・ANA・ホテルズグループジャパン、東京都港区)がそれぞれ1位を獲得した。コメントによれば、ドーミーインは店舗ごとに地域の料理を提供している点や毎日メニューが変わる点など、ANAクラウンプラザホテルは味の良さ、スタッフの親切丁寧な対応などが評価されているという。

調査は昨年11月14日から今年1月29日にかけて、インターネット上で行われた。全国にチェーン展開しているホテルについて、ビジネス利用と観光利用、それぞれにおける評価項目を設定し、各項目の設問について回答を聴取、結果を集計した。今回の調査ではグレードの区分けを無くし、ビジネスと観光の「利用目的」に焦点を当てた。CS事業本部事業戦略部の奥田麻美氏は「近年、ビジネスホテルとシティホテルの宿泊利用は明確な線引きが難しくなっている。また、ホテル宿泊において朝食を重視する傾向が目立つことから、今回は朝食喫食者を対象に朝食の評価を行ってもらい、その結果にフォーカスした」と語る。
ビジネス利用と観光利用では、全般的に観光利用の方が満足度水準は高かったものの、いずれも「スタッフの対応」「立地・アクセス」「ベッド・寝具の快適さ」の順で満足度が高い結果になるなど、評価項目の傾向は共通していたという。奥田氏は「目的別に調査対象企業を分けていないことなども、結果が近似しやすい背景にあるかもしれないが、いずれの利用目的も『スタッフの対応』が最も得点が高い結果になったことはに注目している」と語る。