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  • 開発、開業計画
  • 21.07.05

美術館を併設した会員制リゾート【リゾートトラスト】

美術館を併設した会員制リゾート【リゾートトラスト】

リゾートトラスト(名古屋市中区)は、2024年3月に完全会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート高山アートギャラリーリゾート」を開業する。昨年5月をもって閉館した飛騨高山美術館の跡地に新たに美術館を併設したホテルを建設する計画で、同社としては初めて、ホテルと美術館が融合した施設を計画する。
サンクチュアリコート高山アートギャラリーリゾートは、高山駅から車で4分ほどの丘陵地に位置する。建物は地上6階・地下1階、塔屋1階建て、延床面積2万3315.30㎡の規模。客室121室と美術館のほか、イタリア料理と日本料理のレストラン、スパ、エキシビションルーム等を併設する。
各部屋に美術品を彷彿とさせるデザインを取り入れ、各タイプに洋ルームと和モダンルームの2種類を用意する。ロイヤルスイートとラグジュアリースイートには温泉を引いたビューバスも設けられる。
美術館はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した旧飛騨高山美術館から受け継いだ作品を展示。16世紀から20世紀にかけて世界中から収集されたガラス工芸品や、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、現代作家のガラス工芸品、19世紀末の家具や照明器具、ルネ・ラリックのガラスの噴水やエミール・ガレの作品など、世界中から収集した作品を展示する。