NEWS

ニュース

  • 宿泊プラン、宿泊サービス
  • 21.07.06

地域の自然資源をホテルが守る【ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄】

地域の自然資源をホテルが守る【ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄】

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄(沖縄県国頭郡)は6月24日、研究教育機関の監修のもと、瀬良垣島周辺に生息するカクレクマノミ(クマノミ)の育成と保全・復元を目的とした「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」を始動すると発表した。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)ティモシー・ラバシ教授が率いる海洋気候変動ユニットの協力・支援を得て、クマノミの孵化・飼育を始めた。10月末から11月ごろを目処に育った稚魚を瀬良垣島周辺の育成区域に放流、経過観察した後に育成区域周辺のシュノーケリング・ダイビング体験やSDGsの目標「海の豊かさを守ろう」を学ぶプログラムなどを始める予定。自然の生態系を乱すことが無いよう最大限の配慮を施した上で、プログラム参加者に環境保全への理解を深めてもらい、プログラムの売上の一部をプロジェクトの活動費用に還元する。

今年初め、ホテル内にプロジェクトチームを発足。このチームでの協議と検討を経て、今回の活動が始まった。当初はホテルスタッフの中から希望者を募り、発足時点では6~7人のメンバーだったが、活動を続けるうちに手を挙げるスタッフが増え、現在は15名にのぼるという。(2021年7月5日号)