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  • 21.12.25

会員プログラムの戦略的パートナーシップ【マリオット・インターナショナル/楽天グループ】

会員プログラムの戦略的パートナーシップ【マリオット・インターナショナル/楽天グループ】

マリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)と楽天グループ(東京都世田谷区)は12月2日、会員プログラムにおける戦略的パートナーシップを始めたと発表した。楽天グループの会員の一部対象会員は、旅行予約サービス「楽天トラベル」を通じて、マリオットの会員プログラム「Marriott Bonvoy」(マリオット・ボンヴォイ)に新規入会できる。また、楽天トラベルを通じて国内のMarriott Bonvoy参画ホテルを予約すると、楽天ポイントとMarriott Bonvoyポイントの両方が貯まり、Marriott Bonvoy会員向け料金などの特典も利用できる。

今回のパートナーシップで、Marriott Bonvoy会員向けのお得な宿泊料金が楽天トラベル経由の予約にも適用される。対象会員が楽天トラベルからMarriott Bonvoyの参画ホテルに予約すると、両方のポイントが貯まる。楽天グループによれば、楽天トラベルがホテルチェーンのポイントプログラムと連携する取り組みは本件が初めて。

楽天トラベルでは、Marriott Bonvoy参画ホテルのプラン案内画面に会員特別料金を表示するなどしてユーザーにメリットを知らせるとともに、Marriott Bonvoyへの入会登録画面および同画面へのリンクバナーを設ける。入会登録画面の各項目は楽天会員の情報から自動入力され、入会手続きの簡素化を図る。

Marriott Bonvoyは、マリオット・インターナショナルが運営する世界30のブランド・7600軒のホテルで利用できる旅行プログラム。会員数は2020年10月現在で1億4100万人にのぼる。
楽天グループは「楽天トラベル」をはじめ70以上のサービスを展開し、会員数は1億を超える。このうち、楽天トラベルについては登録施設数が約4万件(今年11月現在)、月間アクティブユーザー数は1位(出典App Annie、2020年第4四半期時点)だ。