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  • 開発、開業計画
  • 22.07.20

日本国内での出店 継続して推進【IHG・ANA・ホテルズグループジャパン】

日本国内での出店 継続して推進【IHG・ANA・ホテルズグループジャパン】

世界的ホテルチェーンのIHGホテルズ&リゾーツ(英国)は、来年2023年に新ブランド「voco」の日本1号店を大阪・京町堀に開業する。IHGは日本国内において、ANAとのジョイントベンチャーIHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京都港区)のもと44ホテル1万2323室を運営。日本を代表するインターナショナルホテル&リゾート企業を目指し、引き続き国内展開に力を入れる。

IHGホテルズ&リゾーツマネージングディレクター日本&マイクロネシア、およびIHG・ANA・ホテルズグループジャパンCEOのアビジェイ・サンディリア氏は「日本では現在の2倍の運営規模になっても成長の機会がある」と明言。特にライフスタイルセグメントとリミテッドサービス(宿泊特化型)ブランドに商機があるとした。「国を挙げてインバウンド受け入れに力を入れている意味では全てのセグメントに拡大のチャンスはあるが、特にライフスタイルホテルはオーナー・投資家サイドがグローバルブランドを志向する傾向がある。リミテッドサービスも同様の背景から、今後も成長スピードが加速していく」(サンディリア氏)とした。

「グローバルブランドのシェアが小さいということは、裏を返せば日本の宿泊施設の多くが独自の運営能力を持った国内オペレーターによって成り立っているということでもある。現在、国内の運営ホテルは6割がMC契約によるものだが、今後は国内オペレーターとのFC契約による出店・リブランド展開も可能性があると考える。各オペレーターのホスピタリティ・おもてなしの哲学とIHGのブランドを両立させた拠点拡大も選択肢の一つだ」とサンディリア氏。