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  • 開発、開業計画
  • 22.10.09

丸ノ内ホテルを完全子会社化【三菱地所】

三菱地所(東京都千代田区)は9月27日、丸ノ内ホテル(東京都千代田区)を完全子会社化する株式交換契約を締結したと発表した。

11月11日に開催する丸ノ内ホテルの株主総会での承認を得た上で、来年1月10日付で実施される予定。丸ノ内ホテルの株主には1株939円の割合で金銭を交付する。

丸ノ内ホテルを保有・運営する丸ノ内ホテル社は、1924年10月に前身会社がホテル本館を開業。丸の内オアゾの一体開発事業に参画し、2004年に移転開業した。三菱地所は1961年から同社の普通株式を少数保有しており、丸の内オアゾの開発を検討していた段階から追加取得を実施、同社の筆頭株主となっていた。2018年には公開買付けにより45.55%を追加取得し、三菱地所の保有割合は76.94%を占めていた。また、代表取締役社長の渡邉利行氏をはじめ取締役・監査役には三菱地所およびグループの役職員が就任している。