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  • リニューアル、リブランド
  • 23.02.20

窓用フィルムで安心・安全、快適な空間づくり【IKCS】

看板資材および自動車用ウインドウフィルム、建築窓用フィルムの製造販売等を手掛けるIKCS(大阪市東淀川区)は、様々な機能を持つ建築窓用フィルムを多数取り扱っている。

「宿泊経営の課題解決にフィルムが一役買うこともできる」と、ケンソーフィルム部門統括マネージャーの山上賢氏は語る。例えば、新築の段階で全面ガラス張りの窓に遮熱効果が高いガラスを採用しても、実際に開業してみると日差しの強さに館内が暑くなりすぎたり、逆に窓際が寒かったりして、快適な館内環境が損なわれ、温度調整の空調コストもかさんでしまうことがある。

また、特に都市部の場合、ホテルの隣に新しいビルが建ち、宿泊客と隣のビルにいる人との視界がぶつかってしまう事態が起きやすい。この場合、ホテル宿泊客だけでなく、隣のビルの入居者から対応を求められる場合もある。

営業しながら窓ガラスを入れ替えたり、フロアプランを変更したりするの不可能といってよい。そこで、短工期かつリーズナブルな課題解決の手段に建築窓用フィルムが活用されている。国土交通省の補助事業「既存建築物省エネ化推進事業」を利用し、省エネルギー改修工事等の実施に要する費用の一部が支援される制度でフィルムを取り付けた施設も多いという。

「建築窓用フィルムは人にも地球にも優しく、安心・安全で快適な空間づくりを実現する。昨今、住宅用の飛散防止フィルムの需要が増えているというニュースがあるが、防犯だけでなく、台風や地震といった大規模災害の被害を抑え、生命や健康を守ることにも繋がる。当社はフィルムのほかにテントやオーニングも取り扱っており、インテリア・エクステリアのイメージアップやグレードアップも提案できる」と山上氏は語る。