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  • 23.02.26

エネルギー消費量を減らす外装膜【OMO7大阪by星野リゾート】

エネルギー消費量を減らす外装膜【OMO7大阪by星野リゾート】

昨年4月に開業したOMO7大阪by星野リゾート(大阪市浪速区)は、1月20日、大阪府・大阪市の「令和4年度おおさか環境にやさしい建築賞」で「商業施設その他部門賞」を受賞した。

同賞は、地球温暖化やヒートアイランド現象の防止等、環境配慮に優れた建築物を表彰する顕彰制度。OMO7大阪は、敷地の大部分を緑化広場として整備したこと,、客室のある高層棟の外装にフッ素樹脂酸化チタン光触媒の膜を設置することで日射熱を遮蔽していること等が評価された。

この外装膜はアルミのフレームに張られたもので、建物の外観を覆う設計は国内初だという。材料のフッ素樹脂酸化光触媒膜は日射等の外光の12.7%を透過・拡散し、78.5%を反射・拡散。膜がない場合と比べて窓から入る日射量を30~45%軽減する。これにより、特にチェックインが始まる15時頃の冷房立ち上げエネルギー消費量の軽減にも繋がる。