群馬県みなかみ町は10月18日、2019年に閉業した旧「一葉亭」を、観光施設として活用する民間事業者を公募すると発表した。

対象施設は、1948年に旅館を創業したひがきホテルが建設したもの。客室120室や大宴会場等を備えた地区有数の規模を備える。今回対象となるのは、本館、新本館、第一別館、第二別館、エネルギーセンターの5棟。活用方法として、新築と既存建物の改修、または両者の組み合わせも想定。条件として、町の地域計画などを踏まえた計画および運営を行い、対象施設の所有および運営を10年間継続すること等を挙げる。

12月18日に募集要項等の配布を実施。来年１月26日までプロポーザルへの参加申込を受け付ける。その後、応募書類の受付、審査・プレゼン等を経て、来年5月上旬に優先交渉権者を決定する。

（国際ホテル旅館 2023年11月5日号）