西日本旅客鉄道（JR西日本、大阪市北区）は5月7日、グループでホテル事業を経営・運営するＪＲ西日本ホテルズについて、運営会社の再編を行うと発表した。

JR西日本ホテルズを統括し、ＪＲ西日本の100％子会社であるジェイアール西日本ホテル開発（京都市下京区）を存続会社とし、奈良ホテル（奈良県奈良市）、ホテルグランヴィア岡山（岡山市北区）、ホテルグランヴィア広島（ 広島市南区）、尼崎ホテル開発（兵庫県尼崎市）の4社を7月1日付で吸収合併、事業統合を実施する。

この再編を契機に、チェーンとしての競争力・ブランド力の向上、コンプライアンス・ガバナンスの対応強化を図り、各社が地域で積み重ねてきた信頼と実績を活かし経営基盤の強化とマーケティング力を高め、「食のディスティネーションホテル」を目指すホテルチェーンとして、新たな価値・サービスを磨くとしている。

（国際ホテル旅館2025年5月20日号から抜粋）