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  • 25.08.21

第5回 ホテルIT化の第一歩はWi-Fi から 運営に不可欠な通信インフラ再考 【宿泊運営の未来を変えるトータルソリューション】

(ネットシスジャパン 営業部 トータルソリューション課課長 大竹良輔氏)

 

スマートフォンが日常生活に欠かせない存在となり、宿泊施設におけるWi-Fi環境は「あって当たり前」のインフラになっています。それどころか、通信環境の質が宿泊体験の快適さを左右することもあります。

インバウンドやワーケーションの需要拡大により、宿泊施設に求められる通信品質のレベルも格段に上がりました。館内どこでも安定してWi-Fiが繋がる・複数台で同時利用しても速度が落ちない・動画サービスが快適に見られる、等の良好な通信環境の構築が施設評価に直結しています。

Wi-Fiの不調・不具合はそれだけでストレスになりかねません。宿泊施設においても同様で、施設そのものへの印象悪化に繋がります。特に都市部のビジネスホテルでは、一人の宿泊客がスマホ・ノートPC・タブレットと複数のデバイスを同時活用するケースも増加しています。さらに、館内の施設やスタッフ間コミュニケーションにWi-Fiを使用する場合もあり、帯域の確保やトラフィックの分散設計が重要になります。

 

当社では、
①アクセスポイントが館内の構造に応じて最適な配置になっているか
②チェックインのピークタイム、夜間等、Wi-Fiの利用が集中する時間帯の通信量を把握しているか
③宿泊客とスタッフの通信セグメントは分離設計できているか
等の要点をヒアリングしつつ、最適なWi-Fiサービスを提案・提供しています。導入後も保守・運用支援を含めたアフターサポートを構築することで、万が一のト
ラブルが発生した際に備え、 迅速な対応が可能な社内体制を構築しております。

Wi-Fiは宿泊客の満足度向上の観点から重要と述べさせて頂きましたが、 一方で宿泊施設の円滑な運用にも必要不可欠で業務効率化、人手不足対策を推進する基盤と言えます。

当社が提供する各ソリューションにおいても、客室テレビやスマホから館内情報を閲覧できるインフォメーションサービス、AIカメラ、センサーと連携して大浴場やコインランドリー等の混雑状況を可視化するシステム、予約・チェックイン・清掃・売上管理までを一元化できるクラウド型PMS等は、スムーズな動作のために安定した無線ネットワークの構築が前提になります。

 

Wi-Fiはもはや「単なる設備」ではなく「宿泊施設・宿泊客双方になくてはならないサービス」として考えるべきです。宿泊客の滞在中、旅程管理や連絡手段、ネット検索、動画サービス視聴等、全てがWi-Fi上で完結します。その通信体験がスムーズであることは、宿泊体験全体の満足度向上にも繋がります。施設側にも、業務効率化やIoT機器の運用といったIT化推進の中核として機能します。
当社はWi-Fiを「宿泊施設を支える重要基盤」と考え、ホテルや旅館のニーズに寄り添った運用・設計を進めてまいります。

【企画】株式会社ネットシスジャパン

(国際ホテル旅館2025年8月20日号)

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