トヨタグループの東和不動産（名古屋市中村区）は4月3日、富士スピードウェイ（静岡県駿東郡）敷地内で開発するホテルをハイアットホテルズコーポレーション（米国イリノイ州）の「アンバウンドコレクションby hyatt」ブランドとすることを発表した。開業は2022年度を予定している。

ホテルは富士スピードウェイ西ゲート近くに開発し、45㎡以上の広さをもつ客室120室のほか、料飲施設や宴会場、温泉、フィットネス＆スパなども設ける。ホテル内にはモータースポーツミュージアムも併設し、貴重なヒストリックカーや富士スピードウェイの歴史を伝えるコレクションを鑑賞できる演出も計画する。宴会場は分割可能な500㎡の会場や200㎡の会議室も備え、内外からのMICEビジネスの獲得も視野に入れる。

アンバウンドコレクションby hyattは、新規または既存のプレミアムホテルによるコレクションブランド。同ブランドの運営受委託契約は本件が日本初となり、また、東和不動産のホテル業進出もこれが初めてとなる。