ソフトバンクロボティクス（東京都港区）は、4月から清掃ロボット「Whiz」の本格販売を始めた。

最先端の独自AIによる自動運転技術を活用し、人が操作しなくてもロボットが自律的に清掃を行う。清掃したいルートを手押しで教え込むと、2回目以降はスタートボタンを押すだけで記憶したルートを清掃する。複数のセンサーを搭載し、走行ルート上の障害物や段差、人の動きを検知し、状況に応じた回避や一時停止も行う。

1時間で最大500㎡、最大3時間稼働で1500㎡をカバーする。冨澤文秀社長は「採用難や高齢化などによる清掃業界の人材難という社会的課題の打破を実現したい」と語る。