ホテルオークラ東京（東京都港区）は、9月12日、The Okura Tokyo（ジ・オークラ・トーキョー）を開業した。2015年秋から建て替え工事を行っていた本館を新生ブランドのThe Okura Tokyoに改め、「オークラヘリテージウイング」と「オークラプレステージタワー」の２棟で構成する。２棟を合わせた客室数は508室で、８つのレストラン・バー、合計20室の宴会場などを併設する。

オークラプレステージタワーには、コンテンポラリーラグジュアリーブランドの「オークラプレステージ」が出店。客室は28階から36階に368室を設け、面積は平均50㎡。地上120ｍ以上の高さによる眺望が楽しめる。宿泊料金は47㎡～48㎡のプレステージルームが１室２名１泊７万円（税別）。

５階ロビーには、かつての本館ロビーを再現。オークラ・ランターンや梅の花のテーブルと椅子、麻の葉文様の木組み格子など、歴史的にも評価されてきた意匠を散りばめた。

オークラヘリテージウイングには、スーパーラグジュアリーブランド「オークラプレステージ」が出店する。６階から17階に客室140室を配置し、客室の広さは60㎡。フロアの中央を共有部分として客室を囲むように配し、客室同士が向き合わない、プライバシーが保たれる造りを採用した。６階から９階までの客室にはバルコニーを併設する。宿泊料金は53㎡～63㎡のヘリテージルームが１室２名１泊10万円～11万円（税別）。