バリューマネジメント（大阪市北区）は10月4日、福岡県太宰府市に「HOTEL CULTIA大宰府」をオープンした。明治時代建設の古民家「古⾹庵」を改修したもの。

太宰府市を訪れる観光客の宿泊滞在を増やすことを事業⽬的の一つとし、⻄⽇本鉄道や三井住友ファイナンス＆リース、福岡銀⾏などが共同設⽴した「太宰府Co-Creation」が事業主体。バリューマネジメントがホテル運営を受託した。

総事業費約1億7000万円をかけて改修し、古⺠家の歴史ある佇まいはそのままに、家具や装飾に令和のゆかりとなった⼤伴旅⼈「梅花の宴」をはじめとする万葉集の和歌の季語をイメージした内装にする。

定員は４室計11名。１泊２⾷付きで１部屋６万円から販売する。館内には50席のフレンチレストランを併設し、九州⾷材を中⼼に使った料理を提供する。