NEWS

ニュース

  • リニューアル、リブランド
  • 19.11.23

台北に「ホテルメトロポリタン」【JR東日本、日本ホテル】

台北に「ホテルメトロポリタン」【JR東日本、日本ホテル】

東日本旅客鉄道(JR東日本、東京都渋谷区)グループは、2021年初めに「ホテルメトロポリタンプレミア 台北」を台湾・台北市に開業する。JR東日本ホテルズとしては海外初出店であり、メトロポリタンブランドにおいては初の「プレミア」カテゴリとなる。

現地の保険会社が所有する建物に出店する。建物は2018年まで別ブランドのホテルとして営業していたが、現在は営業を終了して休館中。メトロポリタンプレミアとして開業するにあたり、館内の大規模リニューアルを実施する。ホテルメトロポリタンプレミア 台北は、メトロポリタンブランドに、JR東日本ホテルズのラグジュアリーブランドである「東京ステーションホテル」のエッセンスを取り入れ、ハード・ソフトの全てにおいてより上質なホテルを目指す。

ホテルは台北市街の中央、MRT2路線が接続する南京復興駅に隣接する。建物は地上15階・地下6階建て、延床面積約6万1908㎡の規模。客室288室やレストラン、宴会場、プール、スパ、ジム等を併設する。

ホテルの運営は、12月設立予定の捷福旅館管理顧問股份(台湾台北市)が担当する。同社はJR東日本グループの日本ホテル(東京都豊島区)と同グループの台湾現地法人である台灣捷爾東事業開發股份、および現地事業者の福康投資股份による合弁会社。福康投資股份は、台湾最大級のホテルチェーンで10ホテル約2400室を展開するハワードホテルグループ(福華大飯店集團)の元総裁・廖東漢氏が本件に合わせて設立した会社で、董事長で東漢氏の長男である廖炳燿氏はフォルテホテルグループ(福泰飯店集團、総客室数約900室)を経営する。