アパホテル（東京都港区）は今春、アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉（東京都墨田区）を開業する。

地上31階・地下2階建ての超高層建物で、延床面積2万5169.75㎡、客室数は1111室と都内のアパホテルとしては最大級となる。建築家の新居千秋氏が設計を担当し、両国に縁がある葛飾北斎の「新形小紋帳」をモチーフに、窓まわりに円形の石材を配置するなどして地域に調和した景観形成を目指した。

地下１階に約660㎡の露天風呂付き大浴殿を、最上階の31階に墨田川を一望する展望レストランと屋上テラス・屋外プールを併設する。２階には墨田区の観光情報を掲示する観光インフォメーションカフェを、３階には墨田区に無償貸与する防火倉庫を設置するなど、地域貢献にも配慮する。