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  • 開発、開業計画
  • 20.06.20

瀬戸田の豪商屋敷を宿泊施設に【瀬戸田ホテル】

瀬戸田の豪商屋敷を宿泊施設に【瀬戸田ホテル】

「せとうちDMO」の構成組織である瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市中区)は、4月24日、広島県尾道市の生口島にある豪商屋敷「旧堀内邸」を活用した宿泊施設を開発する「瀬戸田ホールディングス」に対する支援を決めた。宿泊施設「(仮称)瀬戸田ホテル」は、2021年の開業を予定している。

(仮称)瀬戸田ホテルは、尾道市が保有していた築100年を超える豪商屋敷「旧堀内邸」を活用して開発するもの。市が推進する「瀬戸田地区都市再生整備計画」の一環で、瀬戸内ブランドコーポレーションとホテルの経営管理などを手掛けるナル・デベロップメンツ(京都市中京区)が協働してホテル開発を行うもので、尾道市は2018年、土地建物を2630万円で売却した。

瀬戸田はサイクリングロード「瀬戸内しまなみ海道」のほぼ中間地点に位置し、サイクリストを中心に国内外から観光客が増えていることを踏まえて、ホテルは国内外の観光客やサイクリストなどを幅広くターゲットにする。古民家の趣としおまち商店街の景観を尊重した外観とし、宿泊客だけでなく地元住民も利用できる入浴施設等の整備を検討している。