総合不動産サービスのＪＬＬ（米国シカゴ）は８月27日、同社がまとめた投資分析によると、2020年上半期の世界の商業用不動産投資額が3210億ドル（34兆3470億円＝1ドル107円で換算）、前年同期に比べて29％減だったと発表した。

第２四半期の投資額は1070億ドル（11兆4500億円＝同）、前年同期比55％減だった。新型コロナウイルスの影響が顕著に表れた。

都市別の上半期投資額は東京が150億ドルで１位となり、次いでニューヨーク109億ドル、パリ83億ドルが続いた。東京は前年上半期の投資額が152億ドルで、他の都市に比べて下落幅が小さい結果となった。