コネクター・ジャパン（東京都千代田区）は、宿泊予約システム「予約番」を提供するキャディッシュ（岐阜県高山市）と共同で、 旅館・ホテル向けの３密対策LINEシステム「三密代官」を開発した。

宿泊客が館内で持ち歩く客室のルームキー等にBLEビーコンタグを付け、レストラン会場や温浴施設などの館内施設にIoTゲートウェイを設置。これにより、宿泊客の位置を検知して各施設の宿泊者の人数・混雑状況を把握する。施設スタッフによる特別な操作や、AIカメラやセンサーなどを設置することなく、導入・運用の費用を抑え、プライバシー確保にも繋がる。

各施設の混雑状況を宿泊客に伝えるため、宿泊客自身のスマートフォンを通じてLINEに接続してもらい、施設の公式アカウントと友だちになってもらう必要がある。混雑状況はLINEを通じて確認してもらう。