京王プラザホテル（東京都新宿区）は、7月1日からホテル宴会場を使用する企業向けに「グリーン電力」証書を利用したCO2［0zero］オプションの提案を始めた。
代理店および自然エネルギー発電事業者を通じてグリーン電力証書を発行、宴会を主催する企業に証書を発行するもの。料金は利用会場・時間によって異なり、同ホテル最大の広さを持つ「コンコードボールルーム」（1320㎡）を終日利用した場合は7万125円。環境価値購入代、証書第、手数料、税金を含む。宴会主催企業は、招待客や株主などにグリーン電力証書利用を告知することができ、このオプションを各種法令への対応やSDGs、ISO14001、CSRなどに対する取り組みとしても利用できる。
営業戦略室企画広報支配人の杉浦陽子氏は「世界的な気候変動を背景に、環境変化への対応に取り組む企業も増えている。今回の提案で、企業が取り組むCSR活動やSDGsにも貢献できる」と語る。(2021年7月5日号)