サムティ（大阪市淀川区）は4月21日、岐阜県高山市で開発中のホテルについて、フランス・アコーをオペレーターに選定。今年12月に「メルキュール飛騨高山」として開業すると発表した。

JR高山駅から徒歩４分の場所に位置し、客室161室やレストランなどを備える。最上階には温泉浴場などを用意する。デザインは飛騨高山の繊細かつ大胆な伝統工芸品にインスピレーションを得て、粗削りながら暖かい空間を作る。

サムティグループとアコーとのパートナーシップによるホテル開発は、2020年開業「メルキュール京都ステーション」と「イビススタイルズ名古屋」に続くもの。サムティグループは昨年１月策定の中期経営計画でホテルについて厳選投資を行うことを重点戦略に掲げ、地方都市のホテル開発を通じて地方創生に貢献したいとしている。