日本ビューホテル（東京都台東区）は3月18日、浅草ビューホテルアネックス六区（東京都台東区）を開業する。

ホテルは「浅草公園六区」エリアに位置し、館内には客室199室、レストラン、ラウンジ＆バー、フィットネスが設けられる。「文化発信・文化体験の拠点」をコンセプトに、和の伝統文化に触れられる体験型ホテルとする。外観には六区の街並みと調和するアールデコのデザインを取り入れ、館内は江戸時代後期の芝居小屋をイメージし、エントランスには奈良県の吉野檜を使用した木組みの列柱を配した。客室は和のデザインを基調に歌舞伎の要素を盛り込む。

1階レストラン「ブロードウェイ六区」では、朝は宿泊客向けの朝食を提供するとともに、夜は浅草ならではの文化体験イベントをホテル主催で開催する。浅草ビューホテル総支配人の浅野良太氏は「レストランには、旧歌舞伎座で使われていた檜板を移築した舞台を併設。大衆演劇、浅草花街で活躍する浅草芸者のおどり、無声映画と活弁士の掛け合い等を週５日開催する。それ以外の日は地域の皆さんに開放し、伝統文化のお披露目の場として活用して頂く予定だ」と語る。