イルミネーション事業を手掛ける向陽プランニング（大阪府大阪狭山市）は、今春、「ジャイアントフラワー」の取り扱いを本格的に始めた。

ジャイアントフラワーは、花の直径50cm・茎の長さ100cm（ミドルタイプの場合）と規格外のサイズの造花。花の種類や色を豊富に用意し、一例としてバラは6色を展開する。サイズや色の変更・カスタマイズにも対応する。

同社の主力事業であるイルミネーションと組み合わせた装飾・演出も想定し、製品の素材である樹脂とペーパーに難燃加工を施したり、防炎素材で生産したりすることもできる。

営業部の菅波恵太氏は「施設やイベントのコンセプトに合わせて花の種類や色を選択・アレンジできるので、フォトスポットや空間装飾など、幅広い用途で活用したいとの声を頂いている。フォトスタジオでは撮影時の小道具として季節の花を使うというケースもある」と語る。

（国際ホテル旅館2025年4月5日号から抜粋）