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  • 25.04.22

第23回東急ホテルズ料理コンテスト グランプリに小形禎之さん【東急ホテルズ&リゾーツ】

第23回東急ホテルズ料理コンテスト グランプリに小形禎之さん【東急ホテルズ&リゾーツ】

東急ホテルズ&リゾーツ(東京都渋谷区)は3月26日、横浜ベイホテル東急(横浜市西区)で「第23回東急ホテルズ料理コンテスト」決勝大会を開催。予選大会を勝ち抜いた8名のファイナリストが挑み、グランプリにはセルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)の小形禎之さんが選ばれた。

 

東急ホテルズ料理コンテストは、東急ホテルズにおいて次世代を担う調理スタッフのスキルとマインドの向上、成長機会の創出を主な目的として開催するもので、毎年異なる課題を設け、実施している。全国35ホテルを4ブロックに分けて予選を行い、その中から選ばれた8ホテルのファイナリストが決勝に進出した。

今年は「ローストポーク」をテーマ食材とし、これを活かしたガルニチュール(付け合わせ)やソース、調理法を考案し、全国のホテルで販売する商品化を前提としたメインディッシュ料理の開発を課題とした。審査は東急ホテルズ&リゾーツ社長の村井淳氏をはじめ同社役員などが務め、味、見た目、テーマ性、完成度などの観点から実食審査が行われた。決勝大会では厨房での作業風景も中継され、調理過程や持ち込み食材、調理・片付けの所要時間なども審査対象とした。

グランプリには、セルリアンタワー東急ホテルの小形禎之さんの「ローストポークのピカタ風桜の香りとともに」が選ばれた。小形さんは大会に集中できる環境を整えてくれたチームへの感謝を述べ、作品については「ゲストのことを一番に考え、大切な家族に提供する気持ちで調理をした」と語った。

村井氏は「今回、テーマ食材に選ばれたローストポークは加工品ということで、その付加価値をいかに高めるかという挑戦に注目した。それぞれの個性が際立つ料理が完成したことを、高く評価している。また、今回、調理の工程や手際、所要時間なども審査対象にしたことで、当社の調理の安全性や効率性のさらなる向上に繋がることを期待したい」と語った。

 

(国際ホテル旅館2025年4月20日号から抜粋)