沖縄ハーバービューホテル（沖縄県那覇市）は5月8日、全面改装中の客室について7月1日から宿泊開始とすると発表した。

客室は、沖縄の伝統工芸「琉球藍染」に着想を得た藍色と「月桃」をモチーフにしたカーペットなどを取り入れたクラシカルモダンの空間に生まれ変わる。広さ60㎡のクラブエグゼクティブツインルームは最大定員が６名で、バルミューダの電子レンジ、冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機などを設置する。

同ホテルは2025年末のグランドオープンを目指して大規模リニューアルを進めている。宿泊セールス＆マーケティング部⾧の安福宣博氏は「沖縄の伝統的な要素を現代的なデザイン・機能性と融合させることを目指した。また、夜の時間帯を楽しめるコンテンツを企画する等、那覇の滞在を満喫でき、パーソナルで質の高いサービスへの期待に応えられる空間づくりとサービスを構築したい」と語る。

（国際ホテル旅館2025年6月5日号から抜粋）