全日本ホテル連盟（ANHA、東京都千代田区）は6月12日、令和7年度の定時総会を行った。

理事および監事の任期満了に伴う役員改選が行われ、会長は清水嗣能氏（ホテルリバージュアケボノ、福井県福井市）が5期目を務めることとなった。また、副会長に生内雄二氏（二戸シティホテル、岩手県二戸市）、常任理事に北原信輔氏（SARASA HOTELなんば、大阪市浪速区）がいずれも新任で就任した。

さらに、新任理事として甲信越支部長に神津亜紀氏（ホテルナガノアベニュー、長野県長野市）、中部支部長に成田雅範氏（三交イン、名古屋市中村区）、近畿支部長に中島秀雄氏（ホテル・カサベラINN神戸、神戸市兵庫区）が就任した。

組織の改編も行い、今年度から政策諮問委員会を新設。NHK受信料に頼ることなく持続的に活動する団体であることを目指し、具体策の検討を行うほか、法令改正や規制緩和のための政策提案や改善等に関する要望活動を推進する。

会長の清水氏は「現在、会員数は準会員も含めて1400軒あまりになった。今後も増強に向けた活動を進めたい。また、チェーン店会員の構成割合が8割を超えていることを踏まえ、チェーン店会員の連盟での役割を拡充したい」と語る。

（国際ホテル旅館2025年6月20日号から抜粋）