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  • 25.10.06

吾汝 Atonaの投資ファンド 220億円でファイナルクローズ【ハイアットホテルズ】

ハイアットホテルズ(米国イリノイ州)、Kiraku(京都市東山区)、竹中工務店(大阪市中央区)は、9月11日、3社が出資する不動産ファンド「Atona Impact Fund(アトナ・インパクト・ファンド)」が220億円でファイナルクローズしたと発表した。

アトナ・インパクト・ファンドは、ハイアットの関連会社とKirakuが合弁事業で推進する温泉旅館ブランド「吾汝 Atona」に特化した不動産ファンド。旅館の開発や改修案件に積極的な集中投資を行い、日本の地方にある希少性の高い観光資源への投資を通じて地方部の長期的な価値創造・向上と持続可能な開発を支援する。出資には3社のほか、アラタマコーポレーション、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、Humble House HOTEL、三菱UFJ銀行等も参画した。

吾汝Atonaは、ハイアットの関連会社とKirakuが2022年に会社設立。日本の伝統文化と現代的ホスピタリティを融合させた温泉旅館を展開する計画で、昨年5月に発表した由布・屋久島・箱根(順不同)をはじめ国内各地に出店する計画を打ち出している。

 

(国際ホテル旅館2025年10月5日号から抜粋)