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  • 26.07.21

施設への支援業務にAI活用 ユーザーへのサービス向上にも【楽天トラベル】

施設への支援業務にAI活用 ユーザーへのサービス向上にも【楽天トラベル】

楽天グループ(東京都世田谷区)が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」は、今春、RevComm(レブコム、東京都世田谷区)が提供する音声解析AIサービス「MiiTel(ミーテル)」を導入した。

登録宿泊施設へのコンサルティング業務の品質向上を目的とするもので、電話やWeb会議等のコミュニケーションを可視化・分析して最適化するのが狙い。コンサルティング業務のさらなる品質向上を図るとともに、コンサルタントの生産性を高め、よりきめ細かなサポートを目指す。

トラベル&モビリティ事業ホテル・旅館コンサルティング部首都圏・伊豆箱根統括課伊豆箱根営業グループ・首都圏第二営業グループマネージャーの小宮山健太氏は「コンサルタントが宿泊施設とのコミュニケーションを振り返り、分析することで、施設の要望や課題、その他のインサイトをより深く把握するとともに、再現性や効率性、生産性等の面で、コンサルティングの品質向上にも役立つ。より多くの施設に正確かつ詳細なコンサルティングを提供でき、今まで以上に各施設の個性を活かした魅力的な宿泊プランをユーザーに提供し、宿泊体験の満足度向上にもつながることを期待している」と語る。

 

ユーザー向けのサービス向上にもAIを活用する。

宿泊施設を提案するAIエージェント「Rakuten AI」に予約機能を追加し、ユーザーが宿泊日や希望条件を伝えると、口コミや宿泊施設情報、予約データ、Web検索結果をもとに、最適な宿泊施設・プランを提案。ユーザーは条件等を確認した上で、予約ボタンから予約手続きを進められ、楽天IDでログインすれば利用可能な割引や獲得予定ポイントを反映した料金も確認できる。

トラベル&モビリティ事業アーティフィシャルインテリジェンス室オフィスマネージャーの曵地厚紀氏は「Rakuten AIが個々の旅行スタイルや要望に合わせた最適な提案を行い、ユーザーは、提案された最大30軒を比較したり、追加の条件を加えたりしながら理想の宿を探し、簡単に予約まで行うことができる。『自宅付近のエリアから車で何分以内』といった条件に対して、複数の地域をまたいで宿を提案する等、従来の検索にはない条件で宿探しを行うこともでき、潜在的なニーズに合う新しい行き先や宿泊施設との出会いにもつながると考える。今後は施設の閲覧履歴や予約履歴に基づく各ユーザーの好みや利用構成に合わせた提案等、Rakuten AIのさらなるパーソナライズ化を進めていきたい」と語る。

 

(国際ホテル旅館2026年7月20日号から抜粋)