プリンスホテル（東京都豊島区）は、3月4日、グランドプリンスホテル高輪（東京都港区）で「第29回プリンスホテル料理コンクール決勝大会」を開催した。

国内のグループホテル25施設から341名が参加。予選、準決勝を勝ち抜いた５部門８名の合計40名が決勝大会に臨み、「日本の食文化の発信」をテーマに真鯛とお茶・煎茶を使った料理を考案。西洋料理・日本料理・中国料理・製菓・製パンの各部門の調理人が技を競った。

8日には表彰式が行われ、プレゼンターを務めた同社代表取締役社長・小山正彦氏は「調理部門の技術力の高さに感動しました。皆さんは財産。当社は今後、ロンドンや広州など海外出店を進める。国内はもちろん、世界に羽ばたいてほしい」と激励した。

各部門の優勝作品は、５月15日から期間限定で全国のグループホテルのレストラン、売店等で販売する。