三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区)は1月24日、三井ガーデンホテル六本木プレミア(東京都港区)を開業した。

同ホテルは地下鉄六本木駅から徒歩5分、六本木一丁目駅からも7分の場所に位置する。建物は地上14階建て、延床面積1万2500㎡の規模。客室257室のほか、付帯施設としてフィットネスジムとレストランを完備する。

客室は2階から13階に設け、タイプは広さ27.0㎡のスーペリアツインや26.4㎡のスーペリアツインTypeS、13階の63.1㎡のジュニアスイートキングなど11種類。全室２名定員とした。

客室デザインは乃村工藝社が担当し、同社と業務提携を結ぶ空間デザインオフィス・onndo代表の青野恵太氏がチーフデザイナーを務めた。煌びやかな六本木のイメージを間接照明や素材の光沢感で表現し、ガラス張りのバスルームは大判タイルで高級感を出した。

デラックス以上の上級タイプ24室には特別なアメニティを用意する。バスアイテムはフランス・パリの高級ファッションブランドBALMAIN（バルマン）、ミニバーとして世界的にも有名な日本酒「獺祭」セットを、いずれも無料で提供する。

最上階の14階にはレストラン＆バー「BALCÓN TOKYO」（バルコン・トーキョー、運営：ゼットン）が出店する。内装デザイナーには森田恭通氏（GLAMOROUS）を起用し、「モダン・アールデコ」の極上空間を演出する。
店内にはテラスを設け、ディナータイムには東京タワーや六本木ヒルズなどの夜景を一望しながらシャンパンとのマリアージュにこだわった料理が楽しめる。