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  • 20.04.16

「油壺温泉」湧出 傘下の2ホテルに温泉機能導入【京急】

「油壺温泉」湧出 傘下の2ホテルに温泉機能導入【京急】

京浜急行電鉄(横浜市西区)は4月17日、ホテル京急油壺観潮荘(神奈川県三浦市)と観音崎京急ホテル(神奈川県三浦市)をリニューアルする。油壺の敷地内地下1514mから温泉が湧出したためで、各施設に温泉機能を導入・強化する。

ホテル京急油壺観潮荘では大浴場の露天風呂で温泉を使用し、客室露天風呂4室は源泉かけ流しの温泉とする。また、観音崎京急ホテルの温浴施設「SPASSO」へは油壺から温泉を運び、東京湾を望む露天風呂で温泉が楽しめるようになる。

今回湧出した「油壺温泉」の泉質はナトリウム−塩化物温泉。地殻変動などで地中に閉じ込められた海水に、周囲の地層や海藻・草木などが溶け込み「化石海水」となったものが源泉となり、化石海水に含まれるフミン酸は保湿性能があり肌にうるおいを与えるという。温泉に含まれる成分が多く、浸透圧の高い高張性の療養泉だ。