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  • 開発、開業計画
  • 20.05.14

ファーストキャビン破産 直営5店舗は営業終了

ファーストキャビン破産 直営5店舗は営業終了

ファーストキャビン(東京都千代田区)と子会社4社は、4月24日、東京地方裁判所に破産手続開始の申し立てを行った。東京商工リサーチ(東京都千代田区)によれば、負債総額は11億3082万円。

子会社4社はファーストキャビン開発、ファーストキャビン京都三条、ファーストキャビン京都嵐山およびファーストキャビン柏の葉。

昨今の宿泊施設増に伴う競争激化などにより事業計画を大きく下回る状況が続き、財務状況が悪化していたことに加えて、新型コロナウイルス感染拡大防止から休業していた各ホテルの営業再開の見通しが立たず、当面の資金繰りの目処が付かなくなったとしている。これに伴い、同社および子会社の直営施設5店舗、ファーストキャビン築地(東京都中央区)、ファーストキャビン京橋(東京都中央区)、ファーストキャビン京都河原町三条(京都市中京区)、ファーストキャビン京都嵐山(京都市右京区)、ファーストキャビン柏の葉(千葉県柏市)は営業を終了する。

同社と西日本旅客鉄道(JR西日本、大阪市北区)の合弁会社であるJR西日本ファーストキャビン(東京都千代田区)は同月16日に解散し、3店舗中2店舗はすでに営業を終了した。その他のフランチャイズ店舗は、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のために休業しているが、今後の収束動向を踏まえてフランチャイズオーナー等が判断し次第、営業を再開する予定としている。