チョイスホテルズジャパン（東京都中央区）は、来年１月26日に本選を開催する社内接客コンテスト「Ｓ１グランプリ」について“withコロナ時代”に求められる接客を競う内容とすることを決めた。

マスクを着用したフロント接客やクリアパーテーション越しでのチェックイン業務など、ニューノーマルに沿った接客スタイルを取り入れる。新しい時代の変化に対応したコンテストを行い、評価に取り入れる。

予選は全てオンラインで行い、カメラ越しに接客業務の実演を行う。本選は四日市商工会議所（三重県四日市市）ホールで行い、予選を勝ち抜いた10名のスタッフが出場する予定。感染拡大防止対策を取りながら実施するほか、東京と大阪にサテライト会場を設けてライブ中継し、他のホテルスタッフなどが観覧することもできる。

Ｓ１グランプリは２０１３年から年１回行っており、これまでにのべ約500名のスタッフが出場した。フロントスタッフの接客スキルを競うもので、審査ではグローバルブランドとしてのスタンダードを保ちつつ、日本ならではのおもてなしも表現し、信頼感や安心感に繋がる接し方をしているかどうかや、宿泊客の困りごとを察知し対応出来るかどうかなども評価される。