東武ホテルレバント東京（東京都墨田区）は昨年11月1日、テイクアウト商品「CHEF’S KITCHEN」（シェフズキッチン）の新作メニュー2品を発売した。

新作メニュー「フォアグラとウナギのスモークテリーヌ仕立て」は、新鮮な鴨のフォアグラと蒸してスモークにかけたウナギを、甘口のブランデー「ピノデシャラント」とともに低温調理でテリーヌにした。販売価格は2200円。「オマールエビとアワビのブイヤベース」は、ホウボウ、アナゴ、カサゴ、その他甲殻類をエキス抽出のためだけに使用。オマールエビには直前の火入れで完成するような処理を施した。価格は3900円（いずれも税込）。

CHEF’S KICHENは、同ホテル24階のスカイツリービューレストラン簾で提供しているフランス料理メニューを、冷凍または冷蔵にして販売するもの。今回発売した新作２品はいずれも調理後に真空冷凍したものを、食べる際に湯煎解凍する。シェフの柴谷邦彦氏は「いずれも、冷凍すると食感が変わってしまう食材があり、調理方法を工夫することで通常メニューと遜色ない味わいや食感が楽しめるようにした。テイクアウトメニューを自宅で楽しんでもらい、いずれ外出や外食ができるようになったらレストランに足を運んでもらうきっかけにしてほしい」と語る。