温故知新（東京都新宿区）は３月26日、KEIRIN HOTEL 10（岡山県玉野市）をグランドオープンした。

玉野競輪場の包括運営を担うチャリ・ロト（東京都品川区）からホテル運営を受託し、日本初の競輪場に併設されたスタジアム一体型ホテルとして開業したもの。客室149室を設ける。うち126室がバンク（競争路）側にあり、5階以上の全ての客室にテラスが設けられ、新しい競輪の観戦スタイルを提案する。

自転車競技や自転車のスポーティーさにフォーカスしたデザインを取り入れ、アートやデザインの視点でも楽しめる空間とした。競輪場のリニューアルに伴い、メインスタンドで使われていた座席などの廃材を、ホテルエントランスやロビー、客室、レストランなどのオブジェやインテリアに活用している。