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  • 22.03.29

可視光線の除菌テクノロジー【マクニカ】

マクニカ(横浜市港北区)は、昨年夏から特許白色LED除菌照明「VioClean」(バイオクリーン)を販売している。

VioCleanは米国Vyv Inc.の特許除菌LED技術を搭載。通常の照明と同じ光を照らしながら、除菌効果のある波長の光を照射することができる。用いる光は、可視光の中でも紫外線に近い特定波長の405nm。人体や動植物に影響を及ぼすことなく、細菌内に光化学反応を起こして増殖できなくなることが確認されている。

通常の照明と同じ光で、人体に無害な除菌テクノロジーを搭載した「白色除菌モード」と、夜間に通常照明だけを消灯して除菌効果を維持する「省エネ除菌モード」があり、製品は白色除菌モードだけを搭載したシングルタイプと、白色除菌モードと省エネ除菌モードの両方を搭載したデュアルタイプがある。形状はいずれも、ダウンライトとパネルライトを用意する、

日本では、昨年10月に町田市市庁舎に採用された。多くの市民が利用する市民課待ち合いスペースで、天井のダウンライトにVioCleanのデュアルタイプを設置。業務時間は白色除菌モード、夜間は省エネ除菌モードで運用している。海外での導入事例も多数あり、デルタ航空が空港ターミナルや機内の照明に採用することを明らかにしているほか、学校、病院・医療施設、農業、飲食店など、幅広い。