JTB（東京都品川区）は1月26日、2023年の旅行動向見通しをまとめた。

国内旅行者数は2億6600万人で、前年2022年比108.6％、2019年と比べても91.2％の水準まで回復すると予測した。また、日本から外国へ出かける海外旅行者数は840万人で前年比289.7％、19年比40.4%、訪日外国人旅行者数は2110万人で前年比550.6％、19年比66.２%まで回復すると予測した。

国内旅行は、昨年、行動制限がなくなったことで延べ宿泊者数が回復に転じたこと、10月に始まった全国旅行支援が功を奏し、10月・11月と国内の延べ宿泊者数が2019年同月の実績を上回ったこと等から、国内旅行は本格的な回復に向かっているとした。