楽天グループ（東京都世田谷区）の旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2月15日、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2022」を発表した。従来、表彰式は地区ごとに開催していたが、今年は初の試みとして全国の受賞施設を一斉に招待。グランドプリンスホテル新高輪（東京都港区）に受賞施設が集まり、盛大な祝福の宴となった。

楽天トラベルアワードは、全国の「楽天トラベル」登録宿泊施設を対象に、過去１年間で顕著な実績をあげ、高い評価を得た宿泊施設をゴールド・シルバー・ブロンズの順に表彰する制度。今回は、ゴールド受賞施設の中で特に顕著な実績と高い評価を得た施設を表彰する「楽天トラベルアワード2022 Hotel & Ryokan of the Year」が設けられた。

Hotel & Ryokan of the Yearの第一位には、ホテルアクティブ！博多（福岡市博多区）が選ばれた。Hotel & Ryokan of the Yearの実施および受賞施設は伏せられており、サプライズ発表となった。ホテルアクティブおよびアクティブ・オペレーションズ（山口県山口市）代表取締役社長の石田光一郎氏は「当ホテルは２０１０年に開業。コロナ禍の打撃から立ち直りを図る中で、この受賞は励みになる」と、声を弾ませた。
第二位はホテル川島広島駅直結（広島市南区）、第三位は富士河口湖温泉富士山の見える温泉旅館大池ホテル（山梨県南都留郡）が、それぞれ受賞した。