TOP INTERVIEW
経営者に聞く
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日本のホテル市場への関心 世界的に高まる【AHICE】
AHICE&Design Inn Global Conference グループプレジデント ジェームス・G・ウィルキンソン氏 ――AHICEの日本開催の意義は何か。 W 日本は観光産業のポテンシャルが非常に高い、世界的にもホットな市場と捉えている。今回のローンチイベントの成功は、日本のホテル業界の活気と可能性を証明するものであり、日本未進出のホテルブランドも含めてビジネスの機会が大きいと考えている。 ――今回はグローバルホテルオペレーターを中心に参加していたが、日本にも多くのホテルオペレーターがいる。 W AHIC... -
非日常的な空間「水庭」を備えたリゾート【那須 無垢の音】
大手不動産開発のタカラレーベン(東京都千代田区)は、4月1日に那須無垢の音(栃木県那須郡)をオープンした。運営はタカラレーベンの100%子会社の那須横沢ホテルマネジメントが担当する。 JR那須塩原駅から車で30分、別の会社が所有していたホテルの土地の一部とレジデンスを買い取り建設したもので、3万5000㎡の敷地内に、独立した「スイートヴィラ」15棟やレストラン等が点在する。7月にはレジデンスを改修した客室数20室のB&Bエリアもオープンした。 スイートヴィラは広さ82㎡で、内装には無垢材を使い、約14㎡のテラスを併設。滞在を... -
地元とつながりあえる新しい滞在体験 【キャプション by Hyattなんば大阪】
キャプションby Hyattなんば大阪(大阪市中央区)は、6月12日に開業した。 大阪メトロ日本橋駅および近鉄日本橋駅から徒歩5分、南海なんば駅から徒歩6分の場所に位置し、11階建ての建物に客室167室のほか、1階に「トークショップ」と呼ばれるコミュニティスペースを備える。 客室167室は、20㎡のスタンダードと30㎡のデラックスの2種類。ポップなデザインと機能性が快適な空間を実現する。大阪出身のアーティストによる黒門市場の活気を表現したヘッドボードや、大阪弁の「なんでやねん(nandeyanen)」をモチーフにしたバスルームの壁面... -
「食」の強みを生かしたリゾート運営【桜の森ホテル&リゾーツ】
桜の森ホテル&リゾーツ(東京都台東区)は、集団給食事業を手がける東洋食品(東京都台東区)の子会社として2022年に設立、ホテル事業に新規参入した。8月5日には運営1号店として伊豆・今井浜海岸の老舗旅館「今井荘」をリニューアルオープンした。伊豆今井浜温泉今井荘の総支配人、樋口正和氏に聞いた。 ************************************ ――宿泊事業で活かせる御社ならではの強みとは何か。 樋口 給食事業と宿泊事業には「食」という共通点があり、両事業を手掛けることによって調理人材の相互補完や食材の一括調... -
地域の〝価値〟を活かした滞在体験を提供【グランビスタ ホテル&リゾート】
グランビスタホテル&リゾート(東京都千代田区)は、6月14日付で、代表取締役社長に荒井幸雄氏が就任した。不動産の価値向上に向けて様々な施設の開発・再生・運営に携わってきた経験を踏まえて、グランビスタホテル&リゾートのステートメント「地域の価値で、未来を変えていく。」を具現化する事業を推進する。6月には神戸須磨シーワールド(神戸市須磨区)を開業し、さらなる挑戦を進める同社の舵取りを荒井氏に聞いた。 ************************************ ――ホテルやリゾートの開発・再生に長年関わってきた。 荒井...