TOP INTERVIEW
経営者に聞く
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日本でさらに高める存在感 運営客室数1万室突破へ【アコー】
フランス・パリを本拠に、世界110カ国以上に5500を超えるホテル・レジデンス等を展開するホスピタリティグループのアコー。日本での出店計画を加速させ、今年4月1日にはDAIWA ROYAL HOTELの23ホテルをメルキュールまたはグランドメルキュールにリブランド開業する大型プロジェクトを控えている。このプロジェクトにより、アコーが日本国内で運営する客室数は1万室を突破、グローバルホテルチェーンとしての存在感をさらに高める。日本でのプロジェクトを推進する日本代表取締役のディーン・ダニエルズ氏に今後の戦略を聞いた。 ************... -
日本のおもてなしの心を持った人材育成を【藤田観光】
藤田観光(東京都文京区)は、昨年2023年は箱根ホテル小涌園(神奈川県足柄下郡)のオープン等によりリゾート事業が売上を大きく伸ばし、都市部を中心に宿泊主体型ホテルを展開するWHG事業のインバウンド宿泊者数の増加等が寄与した。一方、ホテル人材の育成に向けて、東急ホテルズ&リゾーツ(東京都渋谷区)と人材育成コンソーシアムを発足。両社の若手社員を対象にした研修・実技演習を行う等、新しい試みも始めた。「日本のホスピタリティ産業ならではの人材を育てたい」と語る伊勢宜弘社長に聞いた。 ****************************** ... -
ホテル運営に特化したビジネスモデルへの転換【ロイヤルホテル】
大阪を代表するホテル「リーガロイヤルホテル(大阪)」を旗艦とする「リーガロイヤルホテルグループ」を展開するロイヤルホテル(大阪市北区)。昨年3月にカナダのベントール・グリーンオーク(BGO)と資本業務提携を締結し、ホテル運営を主軸としたビジネスモデルへの転換を図った。大きな転換期のもとで舵取りをする代表取締役社長の植田文一氏に聞いた。 ***************************** ――旗艦ホテル「リーガロイヤルホテル(大阪)」の大規模リノベーションに着手する。 植田 昨年3月、カナダの大手生命保険会社グループ傘下... -
新しい挑戦と宿泊客満足・収益創出・社員還元の循環【アパグループ】
アパホテルネットワークとして765ホテル11万6002室(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開するアパグループ(東京都港区)。積極的な出店戦略を推し進めつつ、時代のニーズに応じた客室設備・宿泊サービスを取り入れる「1ホテル1イノベーション」を実践する。行動力ある経営に邁進する社長兼CEOの元谷一志氏に聞いた。 ***************************** ――2023年11月期の連結決算は過去最高の売上高と経常利益を達成見込み。 元谷 現段階(取材日時点)で正確な数値は開示できませんが、概算で... -
新生「東横INN」 ブランディングのもとで改革【東横イン】
本紙調査「全国ホテルチェーン客室数ランキング」で第一位の7万1309室(2024年1月1日現在)と、同一ブランドとしては日本最大の客室規模を誇る「東横INN」を運営する東横イン(東京都大田区)。2022年7月にリブランディングを行い、新しいブランドコンセプト「全国ネットワークの基地ホテル」のもと、運営面での様々な改革を推し進めている。このリブランディングを機に現場社員が全社プロジェクトに参画する機会が増え、代表執行役社長の黒田麻衣子氏は「会社と社員の距離が近づいてきた」と手応えを語る。 **************************...