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経営者に聞く

  • コロナ禍でも出店計画 手を緩めず推進【ヒルトン】

    コロナ禍でも出店計画 手を緩めず推進【ヒルトン】

    2021年12月現在、世界122の国・地域に6700軒以上、100万室以上のホテル・リゾートを展開する世界最大級のホテルチェーン、ヒルトン(米国バージニア州、日本:東京都新宿区)。日本では最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」をはじめ、幅広いスケール・ブランドの新規出店計画を相次いで打ち出している。日本・ミクロネシア地区開発担当副社長の藤本博久氏は「旅行に対する意識が本質的に失われたとは考えていない」とし、開発推進の手を緩めない考えを示した。 ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リ...

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  • 「東京雲海」ヒット【ホテル椿山荘東京】

    「東京雲海」ヒット【ホテル椿山荘東京】

    遠方への外出や旅行が難しい状況が続く中、都内に居ながらめったに見ることのできない自然の風景が楽しめると話題になっているのが、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)の「東京雲海」だ。広さ5万㎡の庭園に、特殊な自然現象である雲海を再現。この仕掛け人である総支配人の山下信典氏(藤田観光執行役員ラグジュアリー&バンケット事業部長)に企画の経緯を聞いた。 山下氏は2020年1月にホテル椿山荘東京の総支配人に就任した。 「就任時点ではその年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定でしたので、私に課せられた重要な課題の一つがその後の事業戦略で...

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  • 「コンフォートイン」のリブランド出店を積極検討【チョイスホテルズジャパン】

    「コンフォートイン」のリブランド出店を積極検討【チョイスホテルズジャパン】

    チョイスホテルズジャパン(東京都中央区)代表取締役社長の村木雄哉氏は、昨年2021年秋ごろから徐々に人の流れが回復局面にあると手応えを感じている。 「厳しい事業環境が続いていますが、全ての拠点がおしなべて厳しいわけではありません。大都市圏や観光都市のホテルは戻りが鈍い一方、工業都市や地方都市のホテルはもともと需要の縮小幅が小さく、回復も早いです。全国各地、様々なロケーションに展開してきたことがリスク分散に繋がりました」(村木氏)。 コロナ禍で観光・レジャー需要の底堅さが再認識された一方、ビジネス需要は先行きが不透明。テレワークやWe...

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  • 2030年にプラごみ0へ 組合全体で数値目標【滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合】

    2030年にプラごみ0へ 組合全体で数値目標【滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合】

    滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合(滋賀県大津市)は1月10日、「SDGs宣言」を発表。2030年に向けて①アメニティのプラスチックごみを0にする、②滋賀県産の食材の使用量を50%にする、③客室料金を2019年度比で20%引き上げる、という数値目標を掲げた。複数の同業事業者を束ねる旅館組合が、企業の枠組みを超えて共通の数値目標を設定するのは非常に珍しい試み。 宣言を発表するまでの経緯と今後の取り組みについて、同組合SDGs推進委員会委員長の前田義和氏(琵琶湖ホテル総支配人)に聞いた。 組合の企画運営委員会内に創設されたSDGs推進委員...

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  • 国内客との接点増える 再来館の機会創出へ【パレスホテル】

    国内客との接点増える 再来館の機会創出へ【パレスホテル】

    1961年(昭和36)、東京・丸の内に開業した「パレスホテル」。約50年の時を経て、建て替え工事による新生「パレスホテル東京」が2012年5月17日に開業した。 今年2022年は開業10周年の節目となるが、厳しい事業環境下で迎えることとなった。パレスホテル(東京都千代田区)代表取締役社長の吉原大介氏は「日本発の世界に通用するラグジュアリーホテルを目指して、訪日外国人客の取り込みに力を入れ、2019年には当ホテルの宿泊客の7割が外国人客となりました。コロナ禍で、その需要は一気に無くなってしまいました」と振り返る。 一方で、国内の旅行者...

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