アパホテル（東京都港区）は３月19日、同社の最上級グレード「プライド」シリーズの第１弾ホテルとなるアパホテルプライド＜国会議事堂前＞（東京都千代田区）を開業した。

国会議事堂前駅および溜池山王駅から徒歩１分に位置する。地上17階建ての建物に客室500室を設ける。ツインルーム12室のほか、デラックスダブルルーム・デラックスツインルームも各１室ずつ設ける。客室は全室禁煙で、家具には黒鏡面塗装やレザー張りを施すなど高級感を演出。照明付きガラス棚やオリジナルシャンデリアなど、インテリアは細部にまでこだわった。全室に50型以上の大型４Ｋ液晶テレビを設置し、ホテルの館内案内をテレビ画面や客室設置の専用タブレットに集約表示する「アパデジタルインフォメーションプラス」を導入した。

元谷外志雄アパグループ代表は「司法・立法・行政各官庁が集う日本の中心と言える場所にプライドシリーズ第一弾として開業し、当社が推し進めるブランドアップ戦略にとって重要な位置づけのホテルの一つである」と語る。開業に先立つ３月16日には抽選で300室を無料招待する試泊会を行ったところ、過去最高の1万9000件を超える応募があったという。